冬コミに向けて
……とは言うものの、まだ当落が決まったわけでもないのですが、とりあえず準備だけはしておこうかと。別段コンテンツ制作に気合が入ってこんな時間まで起きているわけではなく、最近寝付きが悪くて、酒飲んで杉崎美香さんの顔を見る頃に眠くなるという、非常に身体に悪い生活を送っておるわけです。
そんな秋の夜でございますが、先ほどまでNHKの深夜の再放送で、宮崎駿監督が出演された『プロフェッショナル』やってたんですね。
で、先週の同じ番組に柳家小三治師匠が出演されて、そのなかで「プロフェッショナルとは?」との問いに、
「周りから見るとスゴイな!立派だな!プロフェッショナルだな!と思うんです。だけど本人はそんなことは思ってないと思います。そんなことより今のことで夢中だと思います。それがプロフェッショナルじゃないかと……」
この回答に正直面食らっちゃったんですが、今夜の宮崎監督の回の再放送を見て、納得。
夢中になってやる。本人は苦しみながらもそれを楽しんでいる。人の評価はきっと二の次。自分の納得するものを生み出すまでの苦労こそが、その人の生きた証なんだろう……そう思うようになりました。
たぶん僕のコンテンツは、万人を喜ばせることはないかもしれません。
しかし、この世界で10人の人が喜んでくれればそれでいい。その10人の人たちが、新たに10人づつ僕のコンテンツを喜んでくれる人を連れてきてくれれば、それが100人になる……。
その天井がどこなのかはわかりません。
でも、“僕にしかできないプロデュース作品”を楽しみに待ってくれている人は、必ずいる。
そう信じて制作に取り組むことは、プロフェッショナルでなくても、とてもとても大事な心構えなのではないか?そのように番組を見ながら思いました。
さて、そんな気持ちを新たに入れ込んで取り組む『悪の秘密結社モノ』の制作状況ですが、先日テスト撮影をしてきました。
モデルをお願いしたセレナさん(COCU〈コキュ〉というフェティシュバーにいらっしゃいます)に、女戦闘員のメイクをしていただき、数十カット撮影。
う~ん……ちょっと青のメイク部分の発色が良すぎたかもぉ……。
首の部分もメイクしてもらうべきかどうか、ちょっと悩むなあ。それとこれだと明るすぎちゃうなあ。
デジタル写真ですと、発色の鮮やかさがフィルムのときと段違いなので、そこまで考えないとダメということですね。
モデルさん、衣装、構想とまとまってきてはいるのですが、今回のようにテスト撮影を経て理解できることも多いので、残り2ヶ月、時間をやりくりしながら頑張ろうと思います。
by sukekiyo2008 | 2008-10-18 04:02 | 「悪の秘密結社」